「マイナンバー」を中国語で何と言う?

このニューズウィークの記事に関して。

記事の内容は、マイナンバー制度の運用開始に関連して、アメリカの社会保障番号(SSN)についてのセキュリティ問題を紹介するものです。私はセキュリティというよりは、記事の最初の方にある「マイナンバーを英語に訳すとどうなるか」というところに注目しました。確かに英語で「あなたのマイナンバーを教えて下さい」と言いたい場合は「Can I have your my number ?」になってしまうのは変ですよね。やっぱ「マイナンバー」という名付け方があまりよろしくないのではないかと思ってました。そしたら、今日の中国語クラスで同じようなことが起こりました。教師は中国人ネイティブの方です。(以下実際は全部中国語)

  • 教師:最近、気になったニュースはありますか?
  • 学生:「わたしの番号(我的号码)」で早くも詐欺があったというニュースです。
  • 教師:あなたの番号?あの身分証番号のこと?
  • 学生:わたしの番号じゃなくて、別の人の…「わたしの番号」
  • 教師:ふーん、あなたの番号が盗まれたの。どこで盗まれたって分かったの?
  • 学生:新聞を見て…。
  • 教師:新聞を見てあなたの番号が盗まれたって分かったの?
  • 学生:わたしの番号じゃなくて…。
  • 私:実は英語でも「your my number」になっちゃうっていう、それをそのまま中国語にすると「あなたの『わたしの番号』(你的“我的号码”)」になるという…。
  • 教師:「あなたのわたしの番号(你的我的号码)」っていうのは文法的におかしいでしょ?
  • 私:ええ、確かに文法的には…、いや、名前がおかしい…。
  • 教師:まあ、「中国でも身分証番号を盗まれて使われる」という事件はよくあるので、こういう時には「被盗用了」という表現を使います。

学生は「マイナンバー」を中国語に直訳して「我的号码」と言いました。意味的には全然間違ってないと思います。でも、中国人とやりとりするとそれはただの「わたしの番号」という意味になってしまうんですよね。話者が「わたしの番号」と言うんだから、別の人が聞いたらそれは「あなたの番号」。混乱しますよね。固有名詞として「マイナンバー」などという名前を付けるのはどうかと思ってましたが、今後は外国人とのコミュニケーションで難儀しそうです。行政の立派な標準外国語訳を待ってみましょう!

私はもともとニューズウィークの記事を読んでたので、「お!似たようなことが起こった!」と喜んでフォローしたつもりだったけど、全く役に立ちませんでしたね。上記はある程度整理して書き出したからなんとなくつながってるけど、実際はもっとかみ合わないカオスなやりとりでした(笑)。

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