私の中国留学体験記その3 – 留学費用

引き続き、私の中国留学体験記を書きます。留学期間は2004年9月~2005年7月、場所は中国江蘇省の蘇州大学です。

10年ほど前の情報であり、私の留学当時からは中国国内でインフレが進んだばかりか、日本円と人民元の為替レートも大幅に変化しています。この記事の情報は今とは全く異なりますが、当時の状況そのままということで読んでみてください。

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学費や生活費はどのくらいかかるのか?

蘇州大学の場合、1年間(2学期)の学費は1800米ドルで、私の留学したころのレートでも約20万円です。生活費も月平均で2,000元ぐらいでした。当時の平均レートで1元=13円くらいでしたので、学費も生活費もみんなひっくるめて60万円ほどかかりました。それに航空券と海外旅行保険を含めても全部で80万円ほどです。例えばアメリカ留学などは1年で250~300万円かかるらしいですので、それに比べればとても安上がりですね。

ただし、高級な料理を食べて、毎週末ディスコに行って遊んだりすると、もちろん80万円には収まりません。大衆食堂でチャーハンを食べると4元、日本料理屋で定食を食べると30~50元です。10倍ほど違いますね。瓶ビールをスーパーで買うと1本3元くらい、ディスコやバーでビールを飲むと1杯10~20元。これも5倍ほどの差があります。私は9.5割が大衆食堂でしたので、この金額に収まりました。贅沢に過ごせばアメリカ留学と同じくらい、もしくはそれ以上費用はかかります。

費用節約のポイントはルームシェアです。

節約のポイントは食事もそうですが、やはり家賃です。留学生寮といって外国人に用意されるのは、たいてい大学所有のホテルです。蘇州大学でも留学生寮は大学所有のホテルで、月1,000~2,400元くらいで住めます。でも、外のマンションなら、800元くらいから2DKの部屋が借りられます。あまり安いととんでもなく汚いんですが、1,500元も出せばわりと清潔な2DKの部屋を借りられます。そこに2人で住めば1人750元!寮に2,400元で住むのに比べれば、かなりお得です。留学生寮は高いくせにそれほど清潔でもなく(特に最低金額のところは監獄以下)、バス・トイレ共同、自炊不可のため、現地生活に慣れたら出て行ったほうが良いでしょう。外に部屋を借りれば快適な上に費用を大幅に節約できます。

私は留学生のとき、外のマンションに月650元で住んでいました。中国人とのルームシェアです。中国ではワンルームがほとんどなく、最小で2DKというのが常識のため、若い人たちはネットでルームメイトを募り、一緒に住むということを当たり前のようにやっています。特徴的なのは、見知らぬ男と女で一緒に住むことに抵抗がないことでしょう。ちゃんとドアに鍵が閉まって部屋が壁で分かれていれば問題ないということでしょうか。私も4LDKに4人(日本人は私1人)で住んでいました。

後から考えてみると、私も普通の日本人の感覚でいえばかなり節約していたと言えますが、中国人の感覚からいうと、贅沢してたと言えるかもしれません。大学新卒の月収が約2,000元くらいですから、学生という身分で月2,000元も使ってたら、「贅沢だ」と見られてもおかしくありません。

当時を振り返って

※以下2015年10月追記

いやー、安いですね(笑)。チャーハンが4元!今の深センですと、チャーハン13元とか15元とかしますよ。その上、今の為替レートは1元=19円とか1元=20円ですからね。単純に考えてチャーハン80円が今では300円になっちゃってます。日本食レストランで定食を食べればだいたい60元とか70元です。今や定食1400円ですよ(笑)。

家賃については、上述の文章を最近の相場に書き換えてみました。

4,500元も出せばわりと清潔な2DKの部屋を借りられます。そこに2人で住めば1人2,250元!寮に1,400元で住むのに比べれば、お得…ではありません。

蘇州大学のホームページで最新の寮費を調べてみたらら、シングルルームでも月1,400元で住めるようになってました。私が在籍中に新しい建物を建設中という話を聞いていたので、きっとそれが完成したんでしょう。新しい建物ならば「監獄以下」ということもなさそうです。以前よりも安いとは…。反対に街中の家賃は相当上がってます。10年前に1,500元くらいのレベルなら、現在は4,500元ほどです。ええ、日本円で90,000円です。これじゃ外に部屋を借りてルームシェアする方が余計に費用がかかってしまいますな。

ここまで変わると隔世の感がありますが、実は10年しか経ってないんですね。このスピード感も中国にいて面白かったところです。いやはや、今後の中国はどうなることやら。

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