旧暦と二十四節気の日中比較

旧暦とは、月の動きと太陽の動きを合わせて作成した「こよみ」のことです。太陰太陽暦とも呼び、日本では江戸時代末期まで使われていました。今日はこの旧暦について紹介しましょう。

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日本における旧暦の使用

日本で公的に旧暦が用いられていたのは、明治五年(1872年)までのことです。翌年の明治六年(1873年)より現在使われている暦と同じ新しい暦を用いることとなりました。この新しい暦はグレゴリオ太陽暦とも言われ、西洋世界では普通に使われていたものです。

現在、日本で旧暦の話が出てくるケースといえば、天気予報やお偉いさんの挨拶などでしょうか。「今日は暦の上の立春です」だとか「今日は啓蟄でありまして云々」などというような使われ方をたまに耳にすることがあります。

この立春だとか啓蟄などの言葉を二十四節気(にじゅうしせっき)といいます。旧暦の1年の中で24回登場します。旧暦の1年は約354日なので、1年365日の新しい暦とはズレています。この新暦が旧暦の何月何日にあたるか、また今年の二十四節気は新暦の何月何日かといった情報を知りたい場合はどうすればよいでしょうか。

現在、日本では国立天文台が毎年2月に次の年の旧暦情報を公開しています。

こちらのホームページを見れば、新暦と旧暦の対応が分かります。各日付ごとの詳細な対応は分かりませんが、二十四節気は全て確認することができます。

中国における旧暦の使用

中国で公的に旧暦が用いられていたのは1911年までで、中華民国建国後は日本と同じく新暦が用いられています。日本と異なる点は、中国では現在でも祝日を定めたり伝統行事を行う際に旧暦に基づいて日付を決めているという点です。

なので、中国で売っているカレンダーには新暦ベースでの暦に加え、旧暦の日付や二十四節気の情報が必ず載っています。中国で売っていたフィーチャーフォンには標準でカレンダーに旧暦がついていました。中国で生活するには必須の機能です。

現在、中国では中国科学院紫金山天文台が旧暦情報を設定しています。《百年历表及日月食(2001-2100)》という本を出していて、そこに2100年までの新暦と旧暦の対応表が載っています。

上記URLには施設や組織の情報しか載ってないので、実用的に旧暦を調べるとすると、百度に「农历」と入れて検索するのが手っ取り早いです。

上記リンク先に农历をコピペして検索していただければ、すぐに新暦と旧暦の対応表を見ることができます。

旧暦と二十四節気は日中で異なる

一般的に中国における旧暦の日付を調べたい場合は上述のとおり百度などで調べればすぐ分かります。しかし、この旧暦はあくまでも中国内での旧暦だということにご注意ください。

日本の国立天文台が出している日付情報は、東経135度の地点における日付であって、中国の紫金山天文台が出している日付情報は、東経120度の地点における日付です。つまり、日本と中国では算出の基準が経度15度分(1時間)ズレています。二十四節気は何月何日何時何分という分単位で算出していますので、1時間ズレると日付が1日ズレるということがあるのです。

大きくズレるということはありません。たとえば日本時間で0時何分というと、中国時間では23時何分なので、1日くらい微妙にズレることがあります。

以下、2015年と2016年における二十四節気の新暦における日付を日中で比較してみました。

2015年日中二十四節気対応表
2016年日中二十四節気対応表

これらを見れば、二十四節気が微妙に1日ズレている日があることがわかります。これを知らないと実生活で大混乱に陥る!ということはありませんが、知っておくとおもしろいと思いますよ。

以上、旧暦と二十四節気の日中比較でした!

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