中国語からピンインへの変換はGoogle翻訳が便利

中国語の発音をPCやスマホで入力するとなると、声調記号のついたピンイン(āǐなど)をキーボードで打つのってめんどくさいですよね。IMEのユーザー辞書に入れておくとか、別のファイルからコピペするとか、いろんな方法があるとは思いますが、どれも手間がかかるものです。

そんな面倒なピンイン打ちから解放されたいあなたにおすすめなのが、Google翻訳のピンイン変換機能です。

Google翻訳

Google翻訳の本来の機能は、中国語から日本語、または日本語から中国語への翻訳ですが、実はオマケのピンイン変換機能がとても便利なんですよ。今日はこのGoogle翻訳についているピンイン変換機能を紹介します。

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中国語からピンインへの変換

まず、中国語からピンインへの変換です。

中国語からピンインへの変換

やり方は簡単です。Google翻訳の枠内に中国語を打つかペーストすれば、下に声調記号付きのピンインが現れます。言語の自動検出機能があるので、基本的にはコピペするだけでも良いのですが、うまくいかない場合は枠の上の言語選択欄から中国語を選んでみてください。

あとは出てきたピンイン記号をコピペすれば自分で使えます。自身でピンイン記号をひたすら打ち込むよりもかなりの時間短縮になりますよね。「中国語の歌を歌いたいけど歌詞を見ても音が分からないよ」という方にも役立つはずです。

多音字対応も問題ありません。

多音字の中国語からピンインへの変換

にはhángxíngの発音がありますが、単語ごとにバッチリ区別してくれます。

枠内のアイコンの機能を見てみましょう。PCならマウスカーソルをアイコンの上におけば、ポップアップで説明書きが出てきます。まずAの上に点々がある記号は、ピンイン表示のオン・オフです。

Google翻訳発音表示オンオフ

これは別にあってもなくてもいいですね。次はマイクのアイコンです。

Google翻訳発音音声認識

これは翻訳元の言葉を音声認識できるようになる機能です。中国語の発音をPCに聞かせてあげると、けっこうな精度で認識してくれるようです。「中国人観光客が来たけど何言ってるか分からないよ」というような時に、マイクに向かってしゃべってもらえば、何とか日本語に自動翻訳してくれます。

そしてスピーカーのアイコン。

Google翻訳発話

これはなんと枠内の中国語を自動音声で読み上げてくれます。機械音声ですが人の発音に近いので、発音のチェックに最適です。

最後に鉛筆アイコン。これは中国語を手書き入力できるツールです。

Google翻訳手書き入力
ピンインから中国語への変換

Web上の中国語やWordなどの文書にある中国語はコピーペーストすればよいのですが、紙に書かれた中国語で読み方の分からない語句があったら困りますよね。そんな時はこの手書きツールを使えば調べることができます。

このように、中国語の漢字からピンインへの変換はGoogle翻訳がベストです。ただし、現状、以下の欠点があることに注意が必要です。

1. 軽声を返せない(必ず声調記号がついてしまう)
2. たまに声調が間違っている(ごくまれ)
3. 日本語訳が不自然

軽声とは、音の高さを中間に軽く発音するところです。ふつうは声調記号をつけません。しかし、現状のGoogle翻訳では漢字に対して必ず声調記号を付けて返すので、辞書の発音記号と全く同じにはなりません。また、ごくごくまれに声調記号が間違っている場合があります。これは慣れかもしれませんが、最初のうちは、必ず辞書で正しいピンインを調べてから使うようにした方が良いでしょう。何度も繰り返しているうちに、どの部分が軽声か、どの声調記号が正しいのかを見分けられるようになります。

日本語訳が不自然なのは、自動翻訳ゆえの理由もあると思います。あくまでも目安にするのみという使い道ならばなんとか使えるでしょう。ちゃんとした意味を調べたい場合は、やはり辞書で調べるのが最適です。

ピンインから中国語への変換

Google翻訳には中国語からピンインへの変換だけでなく、ピンインから中国語へと変換する機能もあるんですね。

タブレットのGoogle翻訳アプリ

使い方としては、枠内にピンインのアルファベットを打ち込むだけでOK。声調記号は必要ありません。ただのアルファベットだけで大丈夫なんです。枠の下に中国語の漢字を返してくれます。しかもかなりの精度です。

この機能は、たとえば中国語の音は分かるけども、漢字でどうやって書くのか分からないといった場合に使えます。ただし、漢字一語ぶんのピンインだけでは判断が難しいので、ある程度まとまった音のピンインを入力する必要があります。

枠の下に中国語の漢字が出てきたら、それを枠内に改めてコピペすると、今度は枠の下に声調記号付きのピンインが現れます。二度手間になりますが、こうすれば声調記号なしのピンインから声調記号ありのピンインへの変換もできちゃうわけです。とても便利ですね。

写真から中国語・ピンインへの変換

スマホやタブレットのアプリには、上述で紹介した機能に加え、写真から中国語を読み取ってピンインへ変換、さらに日本語訳までしてくれるという夢のような機能があります。Androidアプリ、iOSアプリともにある機能です。iPadのGoogle翻訳アプリを例に見てみましょう。

印刷物を写してテキスト認識

アプリを開いて「タップして入力」の下にあるカメラマークをタップすると、すぐに撮影モードに入ります。

手書き文書を写してテキスト認識

撮影モードで赤い撮影ボタンをタップすると、文字が白い四角で囲われます。この白い四角で囲われたところから、認識してほしい部分を指でなぞります。

手書き文書を写してテキスト認識

うまくいくと、文字の中国語をそのまま認識してくれます。それからほぼ同時にピンイン変換、日本語訳を表示してくれます。

手書き文書を写してテキスト認識

印刷物のはっきりしたフォントなら、ほぼ100%見たままの漢字を間違いなく取り込めます。

難読な中国語の手書き文字を読み取れるかどうか試してみました。

手書き文書を写してテキスト認識

レシートの真ん中に叁仟陆佰伍拾元正と書いてあります。金額3650元の大写です。

手書き文書を写してテキスト認識

これはさすがにダメでしたね(笑)。文字として認識されませんでした。アプリに「印刷されたテキストを複数の言語に翻訳」という説明があるので、手書きはやっぱり無理なようです。ホント、中国人ネイティブの書く達筆すぎる中国語って見ても判読が難しいんですよね。何年後かにはこんな字も読み取れるようになってることを期待しましょう。

次に音声認識による入力です。

手書き文書を写してテキスト認識

真ん中のマイクのマークをタップすると、音声認識が起動します。いちばん下の赤色の言語を聞き取ってくれます。中国語と日本語の両方を同時に聞き取ってくれるようですが、両方同時だと精度が落ちるようです。中国語の音声入力だったら、中国語部分だけタップして赤くしておいた方が聞き取り精度が上がるようですね。

iOSのアプリはこちらからどうぞ!

Androidのアプリはこちら。

Get it on Google Play

それにしても便利な時代になったもんですね。日本語訳の不自然さはまだまだ改善の余地ありですが、ピンインへの変換はほぼ問題なしと言っても良いでしょう。

Google翻訳のピンイン変換機能まとめ

本記事をまとめてみましょう。

  1. Google翻訳で中国語→ピンイン(声調記号あり)の変換ができる
  2. Google翻訳でピンイン(声調記号なし)→中国語の変換ができる
  3. Google翻訳でピンイン(声調記号なし)→ピンイン(声調記号あり)の変換ができる
  4. Google翻訳のスマホ・タブレットのアプリではで写真→ピンイン(声調記号あり)の変換ができる
  5. 変換精度はかなり高いレベルなるも、正確性を求めるなら辞書でのチェックは必須

以上、Google翻訳を活用したピンイン変換の話題でした!

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