邯鄲市内観光(武霊叢台・邯鄲市博物館・叢台公園)

華北旅行記の続き。2016年5月3日に石家荘を出発し、邯鄲を経て磁県の蘭陵王墓を見てきた。その日のホテルも石家荘にとってあったので、当日中に石家荘まで戻らなければならない。磁県から邯鄲火車駅へ戻ってきたのは15:30頃だ。

高速鉄道のアプリを見ると、邯鄲東→石家荘は18:00台が比較的空いているようだ。それを過ぎると極端に席が少なくなるので、18:00台に邯鄲東駅に行けるように、17:00頃まで邯鄲市内で観光しようと決めた。移動時間含めて行けるのは2カ所くらいかと思い、武霊叢台(ぶれいそうだい)と邯鄲市博物館に行こうとした。

結果的に叢台広場にも寄ることができたので、これら3つについて写真とともに記そう。

スポンサーリンク

武霊叢台

まずは路線バスで邯鄲火車駅から武霊叢台のある叢台公園への移動だ。

chinatrip0152

どうやら邯鄲市の路線バスはほとんどが電動車らしい。車体にも全电动との表記があり、ハイブリッドでもなさそうである。邯鄲火車駅前の路線バスの発着所ではこんな充電中のバスを見ることができた。

邯鄲火車駅→叢台公園は38路の路線バスに乗ればいいらしい。15分くらい待ってやっと乗ることができた。

chinatrip0153

意外とバスの来るのが遅かったのと、バス移動で20分くらいかかったので、叢台公園に着いたのは16:10であった。博物館はけっこう早くに閉まってしまうので、ここは駆け足で観光した。(実際、本当にちょっと走った 笑)

chinatrip0154

パッと見で入場料がいりそうだったが、免费参观(見学無料)の表記があり、お金は不要だった。

chinatrip0155

300mほど歩いたであろうか。なかなか大きな公園の中を歩き、武霊叢台へと到着した。

武霊叢台は戦国時代の趙・武霊王の時代(BC325~BC299年)の創建と伝わる。もともとは武霊王が軍事教練や歌・舞を観覧するために建てられたそうだ。幾度となく破壊や修復が繰り返された。現在残っているのは清代の同治帝の時代(1863年)のものをさらに修復したとのこと。

よく漢詩のテーマにも読まれ、邯鄲の象徴ともいわれる建物だ。

武霊叢台の中に入るには入場料がいるようだったが、時間の関係上、外から眺めたのみで中には入らなかった。この叢台公園には他にも見どころはあったが、足早に駆け抜けた。

邯鄲市博物館

叢台公園の目の前の道路を挟んだ真向かいに邯鄲市博物館がある。この時点ですでに16:30だった。17:00には閉まってしまうかもしれないので急いだが、ここは18:00まで開いているようだ。

chinatrip0156

巨大な建物である。急いでチケット売場へ行くと、入場料は無料とのこと。身分証を見せれば入場券をくれるというので、パスポートを見せて入場券を手に入れた。

chinatrip0157

展示品は邯鄲で発掘されたものが中心。館内は常設展に加え、馬をテーマとして特別展が催されていた。

chinatrip0158

展示品の種類としては、主に銅器や陶器などの器(うつわ)系が多かった。昔の硬貨や紙幣の展示物もあり、どっちかというと小さなものが多かった印象だ。邯鄲市の史跡分布模型には多数の史跡が紹介されていた。これらは全部めぐってみようと思ったら1日どこでは済まない。数日滞在する必要があるだろう。

叢台広場

邯鄲市博物館でひとしきり展示物を見た後、高速鉄道の出ている邯鄲東駅まで移動することにした。

chinatrip0159

地図アプリで検索すると、邯鄲東駅までは路線バス20~30分ほどで行けるらしい。こらならタクシーに乗るまでもないなと思い、バス停を探した。すると広場が見えてきたので、行ってみる。ここは叢台広場というらしい。

chinatrip0160

誰かの像が立っている。特に何も書いてなかったので、このときは「邯鄲は始皇帝の生まれ故郷だからこれは始皇帝像だな」と思っていた。後で調べてみると、実はこの像は趙の武霊王像だったと知る。武霊王は趙を戦国の七雄と呼ばれる強国にした人である。一方、始皇帝はその趙を滅ぼした人である。なるほど「邯鄲に始皇帝の像が立っている」などということをシレッと言ったら邯鄲の人に怒られてしまうかもしれない。

邯鄲市内観光関連用語

それでは邯鄲市内観光に関連する中国語を見ておこう。

邯郸火车站
Hándān huǒchē zhàn
邯鄲火車駅
邯鄲に旧来からある普通鉄道の駅。
丛台公园
Cóngtái gōngyuán
叢台公園
邯鄲の中心部にある、武霊叢台を中心に設計された公園。
免费参观
miǎnfèi cānguān
見学無料
入場料が不要な場合に書いてある表現。
武灵丛台
Wǔlíng Cóngtái
武霊叢台
趙の武霊王の時代に建てられた建物。邯鄲の象徴ともいわれる。
邯郸市博物馆
Hándān shì bówùguǎn
邯鄲市博物館
邯鄲市の博物館。展示物は邯鄲市で発掘されたものが中心。
丛台广场
Cóngtái guǎngchǎng
叢台広場
武霊王の像を設置した邯鄲市の中心にある広場。
赵国
Zhào guó
趙国
戦国時代に「戦国の七雄」と呼ばれた強国。邯鄲を首府とした。

以上、邯鄲市内観光のお話でした!

このページをシェアする

スポンサーリンク