中国五台山のお寺めぐりその7(竹林寺)

前回に引き続き五台山の南西部にあるお寺めぐりの記事です。

2016年5月6日に行ったお寺は全部で6件。午前中に霊境寺→清涼寺→金閣寺→獅子窩とまわり、次に竹林寺というお寺へ行った。

今回は竹林寺の概要と現在の様子について書いてみよう。

スポンサーリンク

竹林寺の概要

竹林寺(中国語:竹林寺 Zhúlínsì)は五台山の中心部より南西に6kmほど離れた場所にある。

chinatrip0264

唐代に創建された寺院である。平安時代の日本人僧・円仁が最初にたどり着いた寺院だ。現在は男子仏教学校となっているとのことである。

竹林寺の現在の様子

行ってみるとかなり広い敷地に大きな建物が複数あるような寺院であった。

chinatrip0265

寺院の壁には文殊菩薩の物語が彫られている。

chinatrip0266

これらのレリーフがいつのものかはわからないが、間違いなく1980年代以降のものであろう。

chinatrip0267

天王殿をぬけたところにある文殊殿。境内には人気がなく、文殊殿の扉にも鍵がかかっていた。

chinatrip0268

竹林寺で有名な八角形の舎利塔。文殊殿の隣に立っている。明代に建てられたものらしい。

chinatrip0269

奥にある大雄宝殿。ここには顔中にお経らしき文言を書き、おでこにお札を貼った怪しい尼僧が1人いた。いきなり私に向かって「おまえは師を求めるかー!」などと言い出す。無視していたらワケのわからないことを話し出すので、早々にその場を後にした。後ろからも「王八蛋!(バカヤロー)」などと罵ってくる。一緒に行った宿の主人に「なんだありゃ」と聞いてみると、ひとこと「她脑子有问题(頭おかしい)」との答え。

まぁ世の中にはいろんな人がいるもので、ここ五台山にも僧侶のコスプレをしただけの物乞いなども紛れ込んでいる。修行のために来ている僧侶はお金をせびることはしないので、そのあたりは容易に見分けがつくだろう。

chinatrip0270

最後に舎利塔の後ろに壁面にある文殊菩薩騎獅子の彫られた石版を見た。舎利塔の陰が写り込んでいるのが神秘的だ。

chinatrip0271

なお、後で知ったことだが、この寺院の境内にはどこかに円仁慈覚大師御研鑽之霊跡と書かれた石碑があるそうだ。「1942年に日本の僧によって立てられた石碑で、大雄宝殿の左前方に立っている」という情報をネットで見かけたが、特にそのようなものは見当たらなかった。右の石碑は明らかに違う内容だったので、大雄宝殿から見て左ではなく大雄宝殿に向かって左にあるはずだ。写真の赤丸で囲った部分にもしかしたら立っていたのか、現在は土台を修理中なのか詳細はわからなかった。

竹林寺関連用語

それでは竹林寺に関連する中国語を見ておこう。

竹林寺
Zhúlín sì
竹林寺
平安時代の日本人僧・円仁が最初に五台山へ来たときに半月ほど滞在した寺院。現在は男子仏教学校となっている。
圆仁
Yuánrén
円仁
円仁の中国語簡体字表記。

以上、五台山のお寺めぐりその7(竹林寺)でした!

このページをシェアする

スポンサーリンク