山西省五台山から大同への移動

五台山での観光を終え、次は山西省の北にある都市・大同を目指すことにした。

五台山には2016年5月4日夕刻に入山、5日・6日・7日午前の観光という日程だった。7日午前の観光を終え、午後13:00発の長距離バスに乗り、大同を目指す。バスの切符は朝のうちに宿の主人が買ってきてくれていたので、まずは五台山バスターミナルへ向かうだけだ。

それでは五台山のバスターミナルから大同へ行くまでの様子を写真とともにご紹介しよう。

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五台山のバスターミナル

梵仙山から下山後、最後に殊像寺をのぞいてから宿に戻った。昼食をとったのちに宿の主人に車で五台山のバスターミナルへと送ってもらった。

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ここで思わぬハプニング発生。メインストリートが渋滞で全然動けないのだ。宿の主人の話によると、旧暦の1日(初一)と15日(十五)は五台山への参拝客が特に増えるとのこと。この日(2016年5月7日)は旧暦で四月初一にあたるため、参拝客が五台山に殺到しているのだ。

車のナンバーを見るとだいたいどこから来たか見当がつく。ナンバーには省、自治区あるいは省級都市の略字が刻印されているからだ。この日見かけたナンバーは記憶している限り、次のとおりだ。

  • Jìn:山西省
  • :河北省
  • Jīng:北京市
  • Jīn:天津市
  • :山東省
  • Wǎn:安徽省
  • È:湖北省
  • Méng:内モンゴル自治区
  • Liáo:遼寧省
  • :重慶市

「よくもまぁこんな遠くから来るんだなぁ」と思いながら見ていたのだけど、後で地図を見てみたら意外とこれらの地域は思っていたよりは五台山に近い。たまたまかもしれないが、お隣の省である【Shǎn(陝西省)と【(河南省)のナンバーは見かけなかった。

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ふつうなら5分程度で来れる道だったのだがこのときは20分くらいかかった。13:00出発のバスに12:50にバスターミナルへ到着とけっこうギリギリ。宿の主人が送ってくれたのは、ふつうなら入ってはいけないはずのバスの発着所側の出口である。奥に見える小高い山は午前中に登った梵仙山だ。

大同行きのバスを見つけ乗車する。「对号入座吗?(切符の番号どおりの座席に座るの?)」と運転手に聞くと「不对号!(番号どおりではない!)」とのぶっきらぼうな答え。じゃあテキトーに座るぜと前の方に座った。

なかなか出発しないなぁと思っていると、「你没有检票吧(あんた改札してないだろ)」と言われたので切符を渡す。そういえば中国のバスターミナルの構造上、バスが出ていくところにはふつうは入れないのだが、この日はなぜか入れてしまった。運転手が改札へ行って私の切符の手続きをして戻ってきた。そしてバスは13:00をいくらかまわって出発した。

大同への道

バスの乗車率は40%ほどだろうか。かなり空いていてラッキーだ。

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殊像寺の前の駐車場はいっぱいで、車が歩道まではみ出していた。

バスの中が空いててラッキーと思ったのもつかの間、途中、黛螺頂のふもとあたりでバスが停車した。ここでどかどかと人が乗り込んできて、乗車率が一気に100%になる。2人組の他の乗客に「可以换位子吗?(席換えてもいい?)」と言われたが「不行,我想看看风景(やだ、おれ景色見たいんだもん)」と言って断った。実は北京で市内から万里の長城へ向かうときに乗ったバスでも同じことを言われて席を譲ったのだが、窓側の席から通路側の席になってしまい、外の景色が見づらくなってしまったのだ。今度はそんなふうにならないように、きっぱりと断っておいた。

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黛螺頂のふもとからバスは北へと進み、山道をどんどん上っていく。私は左の窓側の席に座っていたのだが、右に東台頂(五台山の5つある頂上のうちの1つ)が見えてきた。かろうじて写真に収めることができたが、だいぶピンボケてしまった。

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バスのカーテンが写り込んでしまっているが、こんな様子の壮大な山の間を抜けていく。いくつかの集落を見かけたがなぜか全部右側にあって、左側の席で見えたのは山と畑だけだ。

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急カーブをいくつも越えながら、バスは大同へ向かっていく。

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くねくねした山道を越えると、今度は平地の中を走り始める。3時間以上は走っているだろうか。その間、一度もトイレ休憩をとらないので、乗客から不満が漏れ始める。でも運転手がぶっきらぼうなうえに聞き取りづらい普通話をしゃべるのでみんなあまり文句は言わない(笑)。3時間半くらいして懐仁という料金所に到着した。ここでやっとトイレ休憩をとる。

このバスの運転手は見た目もコワモテだったのだが、レーダーをつけていて、速度監視機のある場所は20kmくらいにまで車速を落としていたので案外臆病なのかもしれない(笑)。海外のバスは猛スピードで移動するイメージがあったのだが、これだけゆっくりだと逆に安心できる。

懐仁の料金所から高速道路を走る。ほどなくして大同市内へと到着した。次の日に北京へ向かうため、大同市内に到着したら鉄道の駅へ行って北京行き切符を買うつもりだった。いちおう地図アプリを起動しながらどこで降りたらよいか見ながら降りる機会をうかがった。しばらくすると、運転手が「火車駅行きたい人はここで路線バスに乗れ」と言ったので、そこで降りることにした。

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降りた時間は17:13。五台山からの乗車時間は4時間ってとこだ。火車駅へ向かうバス停はというと、道路の向かいにあるらしい。

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道路を渡ると遠くに城壁が見えた。なるほど、古城都市の風合いを醸し出している。そのあたりで鉄道のアプリを見てみると、どうやら次の日の北京行きはもう硬座と無座しかないらしい。朝方には硬卧も残っていたのに。硬座で7時間はつらいなと思い、どうしようかとふらふらと歩き始めた。とりあえず五台山からのバスを降りたあたりに戻ってきた。

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そこからさらに歩くと運よく大同バスターミナルが見えてきた。外の看板には「大同~北京直行便が1時間に1本!」と書いてある。鉄道がダメならバスで行けばいい。さっそく次の日の切符を買った。次の日の午前中は雲崗石窟を見ておきたいので、午後13:30発の北京行き切符(120元)を買った。

大同で泊まったホテル

この日泊まるホテルは事前に予約しておいた。大同バスターミナルから路線バスで2駅のところだ。

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雲崗建国ホテルというところで、1泊226元(このときのレートで3800円ほど)の部屋だ。値段のわりには豪華なホテルであった。

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部屋も清潔で広く申し分ない。ツインの部屋でも中国のホテルの宿泊料は部屋単位で計算する。1人だろうが2人だろうが3800円なので、2人だったらもっとお得だったということだ。

五台山から大同への移動関連用語

それでは五台山から大同への移動に関連する中国語を見ておこう。

大同
Dàtóng
大同
山西省の北部に位置する都市。雲崗石窟で有名。
汽车站
qìchēzhàn
バスターミナル
汽车というと教科書的には自動車の意味だが、汽车站というとバスターミナルの意味になる。
农历
nónglì
旧暦
口語で「旧暦」と言いたいときはこの単語を使う。
Jìn
山西省
山西省の略称。
河北省
河北省の略称。
Jīng
北京市
北京市の略称。
Jīn
天津市
天津市の略称。
山東省
山東省の略称。
Wǎn
安徽省
安徽省の略称。
È
湖北省
湖北省の略称。
Méng
内モンゴル自治区
内モンゴル自治区の略称。
Liáo
遼寧省
遼寧省の略称。
重慶市
重慶市の略称。
Shǎn
陝西省
陝西省の略称。
河南省
河南省の略称。
上厕所
shàng cèsuǒ
トイレに行く
動詞は「上」を使う。
洗手间
xǐshǒujiān
トイレ
最近は「トイレ」と言いたいときにはこの単語を使うことが多い。

以上、山西省五台山から大同への移動のお話しでした!

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