雲崗石窟への行き方と観光写真集

山西省の大同といえば雲崗石窟。世界史の資料集にも載っているあの大仏で有名な石窟だ。大同にはもちろん雲崗石窟以外にも見所はたくさんあるのだけれど、旅の計画を立てずに行き当たりばったりで来たので、大同観光の時間は半日のみとなってしまった。よって大同で行ったところはこの雲崗石窟だけだ。

今日は大同市内から雲崗石窟へのアクセス方法と、中の様子をご紹介しよう。

※旅行日は2016年5月8日

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大同市内から雲崗石窟へのアクセス

雲崗石窟は大同市内中心部から16km西の郊外にある。3~4人ほどで行くのなら、タクシーで行った方が便利かもしれない。私は1人旅であったので、路線バスを選んだ。

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路線バスは大同市の中心部から旅游603に乗るとよい。路線バスでも停車するバス停がほとんどなく、乗車時間も渋滞がなければ30分程度だ。そのうえ、運賃は3元(×17=51円)と日本円換算しても100円いかない。

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私は7:50にホテルを出発、別の路線バス(2路)で、この旅游603に乗れるバス停まで移動しようとした。しかしどうも大同のバスと呼吸が合わない(笑)せいか、1駅乗り過ごしてしまった。ここで1駅分歩くという時間のロス。旅游603に乗れたのは8:27。幸い、この日は日曜日であったにも関わらず、バス内は全く混んでいなかった。

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途中、炭鉱の街などを眺めつつ、路線バスは数駅停車しつつ石窟に向かった。最終的には9:00ちょうどに雲崗バス停に到着した。右奥に見える白い門が雲崗石窟への入り口だ。

「ホテルのチェックアウト時刻は12:00」と部屋の鍵を入れるケースには書いてあった。でもフロントに聞いたら特に手続きしなくてもチェックアウト時刻は14:00でいいというので、荷物はホテルに置きっ放しで来た。13:30には北京行きのバスに乗らなくてはならないので、かなり駆け足の観光となる。

雲崗石窟の中の様子

とりあえず2時間、11:00までの観光と決めて雲崗石窟に入った。

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大きな門を抜けていく。この門はまだお金がかからない。

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少し歩いてやっと見えてきたチケットオフィス。ここで入場券を買おう。

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チケットオフィスでは人がごった返していた。窓口に行くと「入場券125元、地図5元、解説本39元」というので、とりあえず入場券と地図を買って130元払った。けっこういい値段する。

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チケットオフィスを抜け、敷地内に入った。まず目に入ってきたのはこの石窟の造営の中心的な人物である曇曜(どんよう)の塑像だ。

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地図を見ると石窟のある場所まではかなりの距離がある。途中の建物も大きく、移動するだけで時間がかかりそうだ。よって、まずは他のものには目もくれず、ひたすら石窟を目指す。最初に霊厳寺の境内に至る。写真のような大きな建物が3つほどたっている。中にも大仏があるがかなり新しい。ここの脇を抜けて池にかかった橋を渡る。

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チケットオフィスから20分ほど歩いて最初の石窟にたどり着いた。

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順路はこの写真の奥に進むようになっている。右側に石窟群があるというわけだ。大小様々な石窟が第1~45窟まである。石窟の中にある仏像は、彩色のものは厳しく撮影制限をしていて、警備員が写真を撮ろうとする観光客を何度も注意していた。

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第5窟・6窟の建物。この建物の中の仏像や壁・天井にある石刻は見事なものであった。ただし撮影厳禁である。写真に撮れないので、しっかりと目で見ておく。

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しばらく石窟を鑑賞しつつ歩くと第20窟のメイン大仏のところまで来た。この大仏は高さ13.8mの釈迦牟尼仏で、曇曜五窟(最初期に作られた第16・17・18・19・20窟)のうちの1つである。中国語では露天大佛とも呼ばれている。

さっきまでの撮影禁止の場所とは打って変わって、第20窟の前は人気の記念撮影スポットになっていた。大仏に向かって左側には一段高いところがあるので、そこに上って写真を撮ってみた。これを見るだけのために来てもいいなと思えた。

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さらに奥の第21窟~45窟は小さいものがパラパラとあるだけなうえに、途中までしか見に行けないので、さらっと見て石窟の鑑賞は終わりにした。近くに陳列館という建物があったのでそこで展示物を見学した。展示物は石窟の部分的なカケラなどだ。陳列館の次に写真の石佛古寺へ行った。ここは奥の方に行くと先ほどの第5窟・6窟へと出られるようになっている。

そのほか周恩来ゆかりの建物などいろいろとあったが足早に見学して出てきた。最後にお土産屋が並ぶ場所を通る。駆け足での観光だったので、せめて歴史的背景を後で復習しようと思い、チケットオフィスで売っていた解説本(39元)をお土産屋で買っておいた。

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この時点でちょうど11:00。来る時にバスを降りた場所まで行くと、ちょうどバスが停まっていた。…とこのバス乗り場へ行く前にしつこい物売りに遭う。「数珠を3つで10元だ」としつこくまとわりついてくる。50mくらいついてきてムリヤリ数珠を持たせようとするのだが、なんとか振り切ってバスに乗った。なかなかあそこまでしつこかったのはカンボジアのアンコールワット以来だ。

帰りは余計に時間がかかることとなる。バスが雲崗石窟を出発したのは11:11。大同市内に入ってからバスを降りる際にまた1駅逃してしまった。次にホテル行きの路線バスに乗ったはいいものの、事故渋滞で40分以上かかる。結局ホテルに着いたのは12:35だった。ホテルからバスターミナルまでは路線バス2駅ほど。13:30発の北京行き長距離バスにはなんとか間に合う時間だった。

雲崗石窟関連用語

それでは雲崗石窟に関連する中国語を見ておこう。

云冈石窟
Yúngāng shíkū
雲崗石窟
北魏時代の460年に曇曜により造営された曇曜五窟(第16・17・18・19・20窟)に始まる石窟群。ユネスコ世界遺産に登録されている。
旅游
lǚyóu
旅行
一般的に「旅行」を意味する単語。
售票厅
shòupiào tīng
チケットオフィス
入場券の売っている場所。
昙曜
Tán Yào
曇曜
北魏時代の僧。生没年不詳。曇曜五窟を造営したことで知られる。
禁止拍照
jìnzhǐ pāizhào
撮影禁止
この掲示がある場所では撮影禁止。
露天大佛
Lùtiān dàfó
露天大仏
第20窟の大仏のこと。
念珠
niànzhū
数珠
日本語と同じ漢字を使い数珠というときもある。

以上、雲崗石窟でした!

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