山西省大同から北京への移動、そして帰国

さて、前回の記事で大同の雲崗石窟について書いた。この日は午前中に大同で雲崗石窟を見学、午後に北京首都国際空港の近くのホテルまで行くという過密スケジュールである。次の日の朝のフライトで日本へ帰国なのだ。ここでは雲崗石窟から大同のホテルまで戻ってきてからのことを書いてみたい。

大同のホテルに戻ってきたのは12:35。部屋に入って慌ただしく荷物をまとめようとすると清掃員が「まだここにいるの?」と確認してくる。「すぐ出てくから」と告げて、荷物をまとめてチェックアウト手続きをした。

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大同で北京行きの長距離バスに乗る

ホテルを出て路線バスに乗る。2駅ほどでバスターミナルに近いバス停に着く。

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実は最終日に北京で書店に寄って本を買い込んでいくつもりだった。でもこの日は1日移動で終わりそうである。今回の旅行では本は買えなかったなとあきらめかけたが、なんと運良くバスターミナルの隣が書店であった(笑)。写真の左上に新華書店の字が見えるだろうか。建物が間に挟まっているので、少し遠回りしないといけないのだが、急いで書店に入って用を済ませた。このときの時間の記録がないのだが、写真の時刻から想起すると、だいたい13:00少し前にバス停に降り、13:10には書店を出てきている。

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切符は前日に買っておいたので、バスターミナルへはそのまま入るだけだ。中身を見ているのか見てないのかわからないようなX線検査機に荷物を通し、待合室の中に入った。そういえばまだ昼食をとってないやと思い、待合室の中の売店でパンを買った。

この大同バスターミナルは改札が非常によく仕事をするところで、私が勝手に改札を通過しようとすると、制止してきた。そのときひとこと「北京的没有(北京のはない)」と言われる。ただ「没有」と言われたら自分の乗るバスの便がなくなったのかと不安になる。なので「“没有”是什么意思啊?(“没有”ってどういう意味だ?)」と聞いてみる。すると「到北京的车还没有来(北京行きのはまだバスが来てないんだ)」との答え。ならまだ安心だと思い、待合室で待つ。

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ほどなくして改札の人が「北京!」と叫ぶので、改札を通ってバスに乗り込んだ。乗り込んだのは13:30ちょうどぐらい。乗ってみるとこのバスは座席がわりかし広く、背もたれも大きく倒せる快適なバスだとわかって嬉しくなった。バスの中に身分証チェックをする人が入ってきたので、パスポートを見せた。中国人のIC付き身分証は検査端末でピッとスキャンするのだが、私のパスポートはチラッと一瞥しただけだった。そういえば今回の華北旅行のうち、長距離バスに乗ったのは邯鄲→磁県、石家荘→五台山、五台山→大同、大同→北京の4回なのだが、身分証をチェックされたのはこの大同→北京便だけであった。

北京への道

北京行きのバスは定刻の13:30を少し遅れて出発した。幸いなことに乗客はまばらで、隣も空いていた。バスの係員の人が言うには、「北京→大同のバスは混むのだが、逆の大同→北京のバスは空いてるよ」とのことだ。

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バスの窓は少しスモークがかかっていた。大同市内を抜けてすぐ高速道路に入った。

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窓からはこのような景色がずっと続いた。平らな地をひたすらまっすぐ進んでいく。

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2時間ほどしてサービスエリアに到着。ここでトイレ休憩をとった。立派な時計台があり、トイレはわりと清潔だったのだが、レストランがあっても営業していないようなやる気のないサービスエリアだった(笑)。

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再びバスに乗り込み、北京への道を進む。途中、河北省の張家口付近に風力発電の設備が大量に設置されている場所があった。

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北京市内へは八達嶺の万里の長城へ行った時の道を通っていくようだ。地図アプリの現在位置を見るとおもしろい。北京市内へ入ってからも少し渋滞でゆっくり進むなど、だいぶ時間がかかった。北京の六里橋バスターミナルに着いたのは19:00ちょうどである。結局、公称4時間のところ5時間半かかった

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この六里橋バスターミナルは出るときに身分証チェックがあった。北京市内はどうもチェックが厳しい。六里橋バスターミナルは地下鉄六里橋駅のすぐ近くなので、地下鉄を乗り継いで北京首都国際空港まで行った。

空港付近のホテル!?

最終日は空港泊の体力もなくなってきているだろうなと思い、この日の夜は空港付近のホテルを予約しておいた。CTRIPの予約アプリで地図を確認すると、空港からすぐ近くのようである。

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これがCTRIPの予約アプリに載っていた地図だ。しかし空港から徒歩5分だというのに、実際行ってみたらこの場所には何もない。しょうがなくホテルに電話すると、「迎えの車を出す。すぐに運転手に電話させる」とのこと。その後確かに運転手らしき人物からすぐ電話がかかってきたのだが、これが何を言っているのか全くわからない。ひたすら「yànxīhú的牌子(イエンシーフーの看板)」を連呼するのみだ。何度も運転手と携帯で連絡を取りつつやっと車に乗ることができた。車に乗った場所から少し進んだ場所になるほど雁西湖 Yànxīhúの看板が見えた。しかしそんな固有名詞は北京に初めて来たような人間にはわからないだろう。

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私がホテルの車に乗り込んだ後、ホテルの車は別のターミナルでもう1人の宿泊客をピックアップする。この宿泊客は中国人なのだが、運転手の言うピックアップ場所はわかりづらかったようだ。「私の中国語能力もまだまだだな」と思ったのだが、ネイティブでもわかりづらいのならしょうがないかと開き直る(笑)。

それから車はものすごいスピードで空港から離れていく。ホテルに着いたところで現在位置を見てみると、なんと空港から13kmも離れていた。後でホテルの口コミを見てみると、地図が間違っている点、運転手のコミュニケーションに問題のある点が書き込まれていた。やっぱこういった口コミは頼りになるようだ。先に口コミを読んでおくべきだった。

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上記画像のホテルがそう。今は地図は修正されている模様。三国志好きホイホイなホテルなので、三国志好きで北京首都国際空港の近くに宿をとる方はご注意されたし。

帰国便

次の日、朝イチで空港に向かった。ホテルの車が無料で空港のターミナル3まで車で送ってくれるのでこの点は助かった。

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帰りのフライトはエティハド航空EY888便(北京9:50→名古屋14:50)。前日にモバイルチェックインをしておいたのだが、このとき席が選べなかった。PCのブラウザ上でチェックインした行きの便の場合は席が選べたのだけど。変な席だとやだなと思い、空港カウンターで荷物を預ける時に「どんな席?」と聞くと窓際の席だとわかったので安心した。

2週間ほどのノービザぎりぎりの日程でめぐった華北の旅行もここで終わりだ。

以上、大同から北京を経て帰国するまでの記事でした!

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