寧波の街中を歩く~その1(鼓楼・高麗使館遺址・月湖・中營巷)

さて、前回は早朝に名古屋のセントレアから寧波空港に到着、そこから寧波市内に移動した記事を書きました。今回は市内中心部の地下鉄鼓楼駅から徒歩で数カ所まわったところの紹介です。

それではまず鼓楼からです。

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鼓楼

中部国際空港を7:35に離陸して中国時間の11:20には寧波市内の鼓楼駅に着いていた。ホテルのチェックイン時間は14:00からだったし、荷物もカメラと着替えぐらいなのでそのまま市内をぶらぶらすることにした。

まず目に入ってきたのはこの鼓楼だ。寧波のシンボル的な建物で、唐の821年創建と伝わる。以来、城門や警報を打ち鳴らすための建物として使用されてきたという。現在の建物は清の咸豊五年(1855年)に建てられ、1988~89年にかけて修復されたものであるらしい。

訪問時点(2016年11月)では鼓楼の前は工事中だったが、城壁部分には無料で上ることができた。鼓楼の上から南を望むと道幅の広い中山西路が見える。ここに限らず、寧波市内の至る所が工事中であったので、2~3年後ぐらいには景観が落ち着いてくるのかもしれない。華東地域は電動自転車に乗る人が多いのだが、寧波もご多分に漏れず電動自転車の交通量が多い。電動自転車は無音で近づいてくるので歩くには注意が必要だ。

北には歩行者天国の商店街が広がる。商店街は後でゆっくりとまわろうと思い、次に月湖へ向かった。

高麗使館遺址

月湖までは地図アプリで見ると歩いて300mほどだ。途中で高丽使馆遗址という石碑が見えてきたので中に入ってみる。

北宋の時代(11世紀ごろ)に明州と高麗の交易が盛んになるに従い、高麗からの使節を応対するために建てられたそうだ。その後どういう経緯かよくわからないが、今のような史跡として残されているとのこと。中はそれほど大したものが展示されているわけではなかった。

月湖

高麗使館からすぐのところに文化街という字が見えてきたのでのぞいてみようとした。

しかし、ここの中はどうも民間企業の敷地となっているらしく、受付のようなところで「入っちゃダメだ」と言われ、そのまま戻ってきた。

月湖は整備された公園のようになっている。湖の形状が眉月(三日月)のように見えるため、月湖と呼ばれているようだ。唐代より文人に愛された場所だそうである。

中營巷

月湖は湖といってもそれほど大きいわけではなく、一周まわるのにそれほど時間はかからない。月湖を抜けると次の見所の天一閣まで歩いて行けるようだ。時間も12:00なのでお昼を挟むか微妙だったが、周りにあまり食べるところがなさそうなので、そのまま天一閣へ向かうことにした。

月湖から天一閣の間に中营巷という住宅地がある。この住宅地を抜けると天一閣にたどり着けるのだが、今は古い建物が密集しているようだ。しかし目立つ場所に拆迁地块の文字が見える。拆迁は「建物を取り壊して立ち退いてもらう」という意味である。つまりこのあたり一帯は将来は取り壊されてしまうようだ。

建物はどれも老朽化が激しく、今にも崩れてきそうなものもある。車が停まっているのは見えるが、今は人は住んでいないらしい。いつ頃取り壊されるのかはわからないが、次に来る時はもうこの景色は見られないだろう。

古い建物が取り壊されるのは名残惜しいが、上下水が完備されてなさそうで住むには不便そうなので、しょうがないのだろう。今度寧波に来るのはいつになるかわからないが、このままの姿でいることはなさそうだ。生まれ変わった姿に期待したいところである。

以上、寧波市内のぶらり周遊記事その1でした!

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