寧波の観光名所訪問記1【天一閣】

寧波・蘇州・上海旅行の続きです。初日の朝に名古屋→寧波と移動(春秋航空で名古屋から浙江省の寧波へ)してきて寧波市内をぶらぶら散策( 寧波の街中を歩く~その1)した後に有名な観光地である天一閣に行きました。

時間の流れとしては中部国際空港離陸が7:35、寧波市内をぶらぶら散策し始めたのが11:20からで、天一閣に着いたのは12:10でした。

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天一閣の概要

天一閣は正式には天一阁藏书楼Tiān yī gé cángshū lóuといい、明代の1566年に范欽によって建てられた中国に現存する最古の個人書庫だ。天一閣という名前は易学の天一生水という概念から来ており、蔵書が火事で燃えないよう「水で火を抑える」という考え方により設計されている。よって、敷地内の建物のすぐ近くに貯水池が配置されていることが特徴的だ。

このように、池と建物がセットになったつくりになっている。敷地内は全体的に木々が生い茂り、閑静な環境だ。なお、蔵書は現在展示されているわけではなく、別のところに保管されているので建物の中は解説パネルが置かれていたりするのみである。

敷地内の様子

チケットは入り口の右側の建物で買う。この時は大人1人30元だった。

入り口でチケットを見せて入っていく。

入り口の門をくぐり抜けたところで范欽が出迎えてくれる。手前の解説パネルは本を模した石製のものとなっている。

解説パネルの拡大写真。これに限らず至る所に本をモチーフとした標示・掲示があり、それらを見ているだけで楽しい。

壁のレリーフも見事である。これは中国の伝説の神獣・獬豸(かいち|xièzhì)だ。

いくつもある建物の中はそれぞれ趣向が凝らされているが、典型的な中国の史跡といった趣きがある。このように解説パネルと石像が設置された建物もある。

メインの建物は中には入れなくなっていて、外から覗くのみだ。

事前勉強していかなかったことの報いもあるのだが、それにしてもかなりの迷路である(笑)。この写真のような分岐点が多数ある。矢印と建物名を書いた看板が掲示されているのだが、それでも途中からどこを歩いているかわからなくなった。とりあえず興味の赴くまま足を進めることにした。

敷地内にある石獅子はどれも個性的だ。一見してネコ科の動物というよりは猫そのものじゃないかってのもある。

麻雀起源地陳列館

天一閣の敷地内を歩いていると、麻雀起源地陳列館なる建物が見えてきた。

麻雀の起源は諸説あるようだが、本館においては寧波の陳政鈅によって清代にそれまであった馬吊牌や骰子などを混ぜ合わせて発明されたという。

陳列館の中はガラスケース入りの古い麻雀牌が多数展示されている。中国のものはもちろん、日本やイギリス、アメリカのものなど、様々な地域の牌を見ることができる。

上掲の黒い麻雀牌は中国で作られた石製のもの。

これは日本で作られた木製の牌。

中には水滸伝の登場人物を各牌にあしらったものもあった。陳列物としてはとても興味をそそられるものであったが、実際にこれで麻雀をやるには視認性が悪そうだ(笑)。

陳列館の目の前の石畳には各牌の説明や成り立ちが親切にも英語・中国語・日本語で刻まれている。

外には清人・日本人・英国人を模した銅像に囲まれた麻雀卓が置いてあった。4人目の席は空いているのでここに参戦して記念撮影することができる。

…とこのような感じで、天一閣に入る前は「現存する中国で最も古い個人の書庫なのだなぁ」という心持ちだったのが、出てくる頃には「麻雀の歴史って知れば知るほど奥深くておもしろいなぁ」という感想に変わっていたのだった(笑)。

天一閣を出てきた時には14:00近くなっていた。滞在時間は2時間近くとかなり楽しめた。

以上、寧波の観光名所天一閣への訪問記でした!

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