寧波の街中を歩く~その2(江北天主堂・老外灘・三江口・天一広場)

今回は旅行初日夕方~夜に寧波市内の街を歩いた時の記事です。

前回(寧波の観光名所訪問記1【天一閣】 )の天一閣を見終えたのが14:00ほど。鼓楼から地下鉄の駅1つ分歩いてきていたようだ。ホテルは鼓楼近くにとってあったので、地下鉄1号線で西門口→鼓楼と戻り、お昼を簡単に食べてホテルにチェックインした。しばらく休憩して17:30ごろ、日も落ちた頃に街歩きへと出発した。

スポンサーリンク

江北天主堂

実は寧波の見所として計画していたのは前回書いた天一閣と、次の日に行こうとしていた二つの寺院だけで、その他は全くノープランだった。三つの川が交差しているところの夜景が綺麗らしいという情報のみを頼りにその方面へと歩いた。一つ広い橋を渡っている途中、右手にキリスト教の教会らしき建物が見えてきた。

これは近くで見てみたいなと思ったが、教会の周りは工事中のようである。工事の工程を紹介した看板があったので見てみると、将来的には橋から階段で降りて、川岸にも降りられるし、教会へもすぐ歩いていけるようだ。今は橋を渡りきって迂回していかないと教会にはたどり着けない。

私が近づいた時にちょうどライトアップが始まった。教会周辺に工事に従事する人々のプレハブの寮が設置してあったり、現場入口に門番もいたようなのだが、教会そのものは人気がなかった。

奥の方に明かりのついた場所があり、紹介パネルやキリスト教の教義などが掲示してあった。それによると、この教会は江北天主堂Jiāngběi tiānzhǔtángといい、1871年の創建で、フランスで生まれ寧波で亡くなった Edmond François 主教(1825~1883、中国名:苏凤文 Sūfèngwén)により祝典の儀が執り行われたそうである。1963年には宗教活動を停止し“占用された”が、1980年には活動を再開した。1989年に省級文物保護単位に認定され、2006年には全国重点文物保護単位として認定されたという。

文革期に仏教建築は壊滅的な打撃を受け、現存するものは少ないが、キリスト教の建物はわりと中国各地に残っているのが今まで不思議だった。説明書きを見るとどうもこういった建物は当時の文革活動の拠点として使われていたために破壊を免れたのだろう。

老外灘を歩く

教会を後にすると、すぐ近くに綺麗な夜景を見渡せる川岸の道が見えてきた。

地図アプリで現在位置を確認すると老外滩Lǎo wàitānと出る。なるほど、寧波にも上海のような外灘があるようだ。

外灘にはおしゃれな建物が並ぶ。

川辺から少し陸地側に入っていくと古い建物をそのまま改装して若者向けのバーなどにしたお店が見えてくる。哈雷音乐酒吧というお店のある建物は、严氏山庄Yán shì shānzhuāngと名付けられていて、寧波の一大企業家の礎を作った严信厚Yán Xìnhòu(1838~1907)という人のお屋敷だったそうだ。

三江口の夜景

ひとしきり老外灘を散策したところで19:00ごろ。さっき渡ってきた橋を渡ってホテルの方向へ歩いて行くと、橋から見える夜景が来る時よりも明るく見えた。

これよく見ると、周りのビル10棟ほどに同じ明かりがつくようになっている。

その場でぐるっと一回りした動画はこちら。周りのビルの明かりが一斉に色を変え、時にアニメーションのように花びらが舞うなど、見事な夜景であった。

この橋は新江桥Xīnjiāng qiáoという名前。「三つの川が交差する」という意味の三江口Sānjiāngkǒuにかかる橋だ。「三つの川」とは甬江Yǒng jiāng姚江Yáo jiāng奉化江Fènghuà jiāngの三つである。このあたりは明代に寧波が明州と呼ばれていた頃から港として栄えていたそうだ。

天一広場

三江口から戻ってきて、街の中心部で最も栄えているだろうと思われる天一广场Tiānyī guǎngchǎngへ行ってみることにした。

広場の入口にさしかかろうという所でまたキリスト教の教会と思われる建物が目に入ってきた。

こちらも壮大な建物だ。この時は特に紹介看板が見当たらず、どんな建物なのかわからなかったが、後で調べてみると药行街天主教堂Yàoxíng jiē tiānzhǔ jiàotángと呼ぶそうだ。1702年にフランスからやってきたカトリック宣教師 Jean Alexis de Gollet(1664~1741、中国名:郭中传 Guōzhōngchuán)が創建した教会が元となっている。18世紀当時の建物は残っていないが、幾度もの崩壊・再建を繰り返してきたという。現在の建物は複数回の改築・修復を経て2000年に今の形になったものだそうだ。

高さは66m、周りに配されている彫刻もすばらしかったが、1階部分は一部電器屋に賃貸ししているようだ(笑)。

最近話題の自転車のシェアリングサービスもある。

天一広場の敷地は広く、中は歩行者天国でショップや飲食店がいくつも並ぶ。ここで夕食をとろうと思っていたが、高級そうでファミリー向けの店が多いように感じたので、どうも独り飯には不向きなようだ。夜はホテルの周辺で食べた。

以上、寧波市内のぶらり周遊記事その2でした!

このページをシェア

スポンサーリンク