寧波の観光名所訪問記3【天童寺】

前回(阿育王寺)の続きで、今度は天童寺というお寺を訪問した時の記録です。

それではまず天童寺の概要からです。

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天童寺の概要

天童寺Tiāntóng sìは寧波東部に位置する太白山の麓にある有名な禅寺だ。西晋永康元年(300年)の創建と伝わり、中国の五山十刹と呼ばれる寺院のうちの一つで、寺格は阿育王寺よりも高い第3位である。

日本では鎌倉時代初期の禅僧であり日本の曹洞宗宗祖でもある道元が修行した寺院として知られる。天童寺についての詳しい情報は次のウェブサイトに載っているので興味のある方はリンク先をご参照ください。

阿育王寺からの行き方は次のとおり。

天童寺への行き方

阿育王寺は太白山の北西に位置し、天童寺は太白山の南東に位置する。つまり阿育王寺から天童寺に行くためには太白山の麓をぐるっと半周する必要がある。地図アプリで検索すると、阿育王寺の近くに育王Yùwángというバス停があるので、そこから162路という路線に乗れば行けるようだ。

少し迷ったのは降りるバス停だ。育王のバス停で162路の案内板を見ると天童が付く名前のバス停がいくつかある、なんとなく天童风景名胜区で良さそうな気もしたが、地図アプリのルート検索では公交天童站で降りてから歩くのがいちばん近いようになっている。ここは悩まずひとまず乗ってみることにした。

しばらく待つとバスが来る。バス停の看板に本站上车每票二元とあったので、バスの前から乗り2元を投げ入れて乗り込んだ。オーソドックスな中国の路線バスなので特に戸惑うことはなかった。

結局、天童风景名胜区のバス停の周りには何もなさそうだったので、公交天童站まで乗ってそこで降りた。11:12乗車の11:38下車で乗車時間は26分だった。

しかし降りた場所も何か案内標識があるわけではなく、なんとなく奥の山の方へと向かって歩いた。前を歩く青年も少し戸惑いつつ歩いているようだったので話しかけてみると、彼は天童森林公园まで歩いて行くそうだ。天童寺は森林公園と同じ方向ということで一緒に行くことにした。

こちらは頑張って中国語で話していたが、少ししゃべると「你不是中国人吧?」と言われ、さっそくばれる(笑)。日本人と伝えると、なぜか英語を使いたいらしく、普通話と英語まじりの変な会話をしながら歩いた。彼は寧波人で天童寺には1回だけ来たことがあるそうだが道はよく覚えてないらしい。

少し歩くと塔が見えてきた。このあたりになってやっと天童寺への案内板が出現してくる。この道をそのまま進んでいけばいいようだ。

しばらく歩いて小さな門に到着した。ここまで歩くのにバス停から15分ほどだった。

境内の様子

境内はかなり広いようだ。後で調べてみたら敷地面積は7.64万平方mに及ぶそうである。

山門をくぐり右手に見えてきたのは七宝塔。天王殿の対面に並ぶ七つの塔だ。

七宝塔と万工池を挟んで天王殿がある。

天王殿の建物は大きくて迫力がある。殿内には四天王像などがある。

天王殿の奥へ進むと佛殿が見えてくる。

仏殿の奥には法堂がある。ここは二階建てになっていて、上の階が藏经楼だ。

さらに奥へ進むと複雑なつくりの建物の中へ入ってしまったようだ。迷路のようにいろいろな部屋がある。住み込みの修行僧の洗濯物なども干してあって生活感丸出しなところがおもしろい。

11月初旬ではあったが、境内の木々は青々とした葉をつけ、中には綺麗な花を咲かせているのもあった。

道元禅師ゆかりの石碑を見ておきたいと思い境内をさまよっていたところ、ちょうど云水堂という部屋の前で日中仏教交流の紹介ビデオが流れていた。

部屋の中にいるおばちゃんに聞いてみると、どうやらちょうどこの建物の奥にその石碑があるそうだ。中国では珍しく靴を脱いで部屋の中に入った。

なるほど、確かにこの部屋の奥に「日本道元禅師得法霊蹟碑」という石碑が立てられていた。日本の曹洞宗大本山永平寺の方々により立てられたものらしい。

云水堂には様々な展示物があり、道元禅師の肖像画はもちろんのこと、日本からの訪中団の記念旗など多数飾ってあった。不思議に思ったのはこの真田の六文銭だ。「なんでこんなところに六文銭が!?」と思ったのだが、書いてある字をみるとどうやら長野県の上田市と寧波市が友好都市となっており、その20周年記念に送られた旗のようだ。

云水堂を出て行く際におばちゃんから你从哪里来的?(どこから来たの?)と聞かれたので「日本から」と答えると、「これ日本朋友にあげる」と天童寺の紹介冊子をもらった。

建物の名前は失念してしまったが、雪舟の掛け軸が飾ってあるところもあった。

ひとしきり境内を散策した後は寧波人の青年とも別れ、1人で昼食をとることにした。この時点で13:15。素食で有名な太白楼というレストランに入ってみた。

レストランの中は人もまばらで広いホールのわりには2組くらいしか客がいない。とりあえずメニューも見ずに入口にいたおばちゃんと会話しながら注文をする。頼んだのは青菜香菇汤面(18元)。正直言ってあまりおいしくはなかった(苦笑)。

天童寺から寧波市内への帰り方

天童寺から寧波市内への帰り方をよく調べてなくて、とりあえず公交天童站(来た時に降りたバス停)まで歩いて戻ってきた。

来る時に乗ってきた162路に乗れば市内までは戻れるようなのだが、どこで待っていればいいかもよくわからなかった。バスターミナルの外と中をふらふらしていたところ、急に162路のバスが動き出した。バスターミナルの中の方が騒然とし出したので私も駆け寄っていって乗った。この時投げ入れた運賃は3元だった。

ここからは失敗談(笑)。162路のバスで公交天童站公交福明站と移動してきてとりあえず寧波市内には戻ってきたようだ。かかった時間は1時間10分で、時計は15:23を指していた。ここからもう1箇所くらいは観光名所へ行きたいと思ったのだが、なぜか待てど暮らせどバスが来ない。やっと来たバスに乗ったら全くの反対方向。迷って迷って鼓楼に戻ったのが16:18。だいぶ時間をロスしてしまった。そこから新たに観光名所を目指すことはあきらめ、鼓楼周りを散策することにした。

以上、寧波の観光名所天童寺への訪問記でした!

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