鎮江旅行記~鎮江から揚州へ、長江を渡る旅~

上海から鎮江まで高速鉄道で移動、鎮江の観光をしたのが前回まで。今回は鎮江と揚州を行き来した話をしよう。

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鎮江から揚州への行き方

鎮江と揚州は長江を隔て、それぞれ南、北に位置する。長江以南に鎮江、長江以北に揚州がある。

鎮江から揚州へ行くためにはこの润扬大桥を渡る必要がある。鎮江の旧称が潤州であるため、潤州と揚州を結ぶ橋の名前が「潤揚」となっているのだ。「行き方」などと大仰な見出しをつけてみたが、鎮江と揚州を結ぶ路線バスに乗るだけで行けるので、実は簡単だ。

この路線バスは镇扬城际公交といい、2017年8月時点では、6:30~18:30の間、30分に1本、1日に24本も走っている。大市口北站中山桥のバス停が鎮江の中心部であるため、ここから乗ればよいだろう。いずれのバス停も普通の路線バスと変わりはない。

少し余談となるが、この城际公交际 jìは「それぞれの間」という意味で、バスの名前に付いていることが多い。省际なら省と省の間、城际なら都市と都市の間のことである。日本語でも「国際」のように使うが、日本語では二つの県を結ぶバスを「県際バス」とか異なる町をまたぐバスを「町際バス」などは言わない。おもしろい現象だが、中国語の用法として覚えておくとよいだろう。

朝、8時過ぎぐらいに中山桥のバス停に到着。バスを待つとまず小さなワゴン車が来た。中から人が出てきて「扬州!去扬州的上车啊!(揚州!揚州行きの人は乗ってけ!)」と叫ぶ。反射的に乗ってしまいそうになるが、見た目が明らかに白タクだったため、乗るのをやめる。ほどなくして镇江-扬州 旅游专线と書かれた路線バスが来たので、それに乗ることにした。切符をどのように買うかよく分からなかったが、乗ってみると普通の路線バスと同じく、運転手の横に設置された投币箱に運賃を入れるだけである。運賃は15元、現金のみでお釣りなし。中国ではスマホ決済がすすんでいるけども、まだまだ現金の必要なところはあるものだ。

…とここで乗る前に手持ちの小銭を確認してなかったことに気づき一瞬青ざめたが、1元玉5枚と10元札1枚があったのでそれを箱の中(上の写真の赤い口のところ)に投げ込んで席に座った。

朝の8時台なのだけど、乗客は私1人。途中のバス停で誰か乗ってくるかなと思っていたが、全く乗ってこず。運転手と少し話すと「こんなことは初めてだ!おかしいぞ。」と言っていた。バスは貸し切り状態のまま润扬大桥へと向かっていった。

潤揚大橋を渡って揚州へ

いくつかのバス停を通過し、いよいよ鎮江を抜ける。

潤揚大橋は高速道路扱いのようだ。料金所を通って橋へ向かう。

左へ曲がると鎮江の南を通っている沪宁高速の方へ行くようだ。上海を、南京をと呼ぶため、沪宁高速は上海と南京を結ぶ高速道路のことである。なお、矢印の出ている溧阳という都市は溧 Lì漂 Piāoと空目してしまったが、Lìyángという発音で、鎮江の南に位置する街である。今回は揚州へ行くため、ここを右方向へ進む。

大桥という名のとおり、大きな橋だ。

橋の上から見る長江。景色は霞んでいる。

揚州市内に到着。バスの乗車時間は1時間10分ほどだった。

どこで降りようか迷っていたが、乗客は私1人だったため、運転手と雑談してる時に「大明寺へ行きたいんだけど」と言ったら「じゃあここから別のバスに乗りな」と言って終点瘦西湖の前で下ろしてもらった。

揚州から鎮江へ戻る

揚州観光の様子についてはまた後日記事にしようと思う。宿を鎮江に取ってあったため、揚州市内観光を終えた後、夕方に鎮江へ戻ることにした。

朝はバスの写真を撮り忘れたが、夕方は撮ることができた。奥に写っているのが鎮江・揚州間を結ぶバスで、普通の路線バスと同じ格好をしている。

夕方は混んでいるようだ。15元きっかりの小銭がない人もいて、その人は後から乗ってくる人からお釣りを自主的に回収していた。

結局、揚州市内を抜ける頃にはほぼ満席になっていた。

西に落ちる夕日を眺めながら潤揚大橋を渡る。帰りも1時間10分ほどの道のりで鎮江の中心部に戻ることができた。

以上、鎮江から揚州へ、長江を渡る旅でした!